プチ贅沢でデパ地下のお惣菜やお弁当を買った経験はみなさんもありますよね。
地下から上層階へたまには場所を変えてみませんか?
高級ホテルのレストランはさすがに予算的に厳しいですが、ここなら大丈夫。
フレンチやイタリアン、懐石料理、全国の有名人気店などレストラン街は魅力がいっぱい。
価格的にリーズナブルですし、お店も綺麗、さすがデパートです。
たまには贅沢な空間と美味しい料理を味わいましょう。
※画像はクリックすると拡大でご覧いただけます。
びいどろ 西武百貨店 池袋
池袋は「東が西武で西東武」と、鉄道駅の位置関係から少々ややこしくなっています。
JR池袋駅東側にあるのが西武百貨店、西武鉄道池袋駅です。
西武百貨店は1940年に武蔵野デパートとして開業したのがはじまり。
1949年に西武百貨店に社名変更、その後合併を経て「そごう・西武」として現在に至っています。
8階がレストラン
ダイニングパーク池袋
和食・和カフェは天一や行列必至の回し寿司活など12店舗、洋食はホテルオークラの西武特別食堂など8店舗、中華エスニックは銀座アスターなど6店舗が出店しています。
各階に喫茶も12店舗展開されているので休憩しながらゆっくりお買い物ができます
本日は遅めのランチとなりましたが、ダイニングパークの洋食8店舗の中から、スペイン料理「びいどろ」でランチを楽しむことに。
こちらはお得な選べるランチメニューが用意されています。
「びいどろ」さんは渋谷、銀座、吉祥寺、銀座三越にも店舗があります。
歴史も古く1977年スペインからの厳選食材を直輸入、日本にスペイン料理を広めるためオープンした老舗で世界的な数々のパエリアのコンクールでも受賞されています。
思えば若かりし頃は、イタリアンレストランがよく理解できていなかった時代。
(ナポリタンとミートソースがイタリア料理だと思っていた)
ましてやスペイン料理なるもの、全く未体験ゾーンでした。
パエリアなる料理を初めて食べたのは社会人になって久しくしてからのことだったと思います
今ではトルティージャ、ハモンセラーノ、アヒージョ、ピンチョス、パエリア、ガスパチョなど日本でもメジャーな料理として親しまれるようになりました。
そんなスペイン料理もディナータイムはそれ相当のお値段になってしまいます。
でもランチならお手頃価格で色々食べられるのでおすすめ。
ランチメニューを確認しましょう。
☆Luio course(ルホコース)が
税込2,970円。
・前菜盛り合わせ
・エビのアヒージョ
・スペインバレンシア産のバケット
・イベリコロースの鉄板焼き
・魚介のパエリア
・デザート盛合せ
・選べるドリンク
のボリュームたっぷりのコースです。
ボリュームが多すぎる方は、イベリコロースの鉄板焼きがない(リンドコース)、税込2,420円がおすすめ。
この他にもタパスにスープ、お好きなパエリアにコーヒーが付いたパエリアランチは税込1,870円。タパス盛り合わせに、スープ、お好きなメイン料理、バケット、コーヒーが付いた(プリンシパルランチ)も税込1,870円であります。
今日は昼飲み。料理多めのルホコースと生ビールを注文
前菜はサラダにサーモン、ホタテ、トルティージャ風とラタトゥイユ風の五品。
シニアには魚介中心の前菜がありがたい。
アラカルトの場合、前菜は二人で一品注文するのですが少し物足りない感があります。
コースは一人一皿で来ますから遠慮なく、自分のペースで食べられるのが良いですね。
生ビールを飲みながらの前菜は至福の時。
続いてエビのアヒージョが登場です。
プリプリのエビも美味しいのですが、アヒージョの醍醐味はオリーブオイル。
ニンニクのエキスとエビの風味が染み出したオイルをたっぷり浸み込ませて食べるバケットが最高。
通常アヒージョに付いてくる渇き気味のアヒージョ用のパンと違って、このバケットはもちもち。
バレンシア産ということですが確かに普段食べてるバケットとは食感が違います。
今まで描いていたバケットの概念が変わります、小麦の旨味が感じられるおいしいパンって感じ。
続いてイベリコロースの鉄板焼き。
味付けがさっぱりしていてレモンをたっぷり絞って頂きます。
ビーフと違いソースもお肉も重くないのがこの料理のいいところ。
ここは、白ワインを頼まざるを得ない状況です。
いい感じでマリアージュ、お口の中がすっきり爽やか。
お腹もお酒もいい感じになってきたところでお待ちかねの主役が登場。
出来立て、熱々の魚介のパエリアはイカ、海老、ムール、あさりと彩も鮮やか。
この黄色というかオレンジ色というか夏色が食欲をそそります。
ボリュームも二人分として十分満足。
生米から炊くからこそ出せるコクのあるお米の味に期待が膨らみます。
気になる鉄鍋にくっついたおこげですが、心配ご無用
丁寧にスタッフの方がそぎ落としてくれるので安心、カリッとおこげも味わえるのがいいですね。
この絶妙なお米の硬さは噛めば噛むほど味が深まりワインとの相性も抜群。
思わずワインをお代わりしちゃいました。
リゾット好きの私ですが、今日はパエリアに軍配。
食事とお酒を堪能して満足のランチでしたが、まだ終わりませんよ。
デザートの盛り合わせが運ばれてきました。
好物のカシスシャーベットも見えます。
ガトーショコラ、ラズベリーとフルーツクリーム添え、シャーベットというところ。
自宅でこんなデザートを要求したら怒られますね。美味しくいただきました。
食後のコーヒーですが、ワインを飲んだ後に飲むコーヒーは特別美味しい気がします。
カシスシャーベットとコーヒーでスッキリしたところで、ごちそうさま。
なんだか酔いも醒めたような気が、、
もう少し飲めたかな。。
やはり、デパ上はコストパフォーマンスがよく気持ちよく食事が出来ます。
こちら「びいどろ」さんは上野でもお世話になっている「聚楽」さんの経営。
他にもレストランやバル、日本食の他、万座や水上、飯坂などでホテル事業も手がけられています。
大正時代から続く企業の歴史と実績で、お得なランチが提供できるのでしょうね。
ありがとうございます。
⇩⇩食を楽しむはこちら
↓↓ デパートレストラン街 まとめ5選 こちらです