秩父札所三十四観音 午年総開帳 その3 札所巡りの健康ウォーク 札所22番→26番

秩父札所三十四観音 午年総開帳 その3 札所巡りの健康ウォーク 札所22番→26番 訪れた神社仏閣
photo by ゆう
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秩父札所三十四観音 午年総開帳 その3 22番札所→26番

↓ 歩行ルート 22番札所から26番札所までをグーグルアースで作成してみました

秩父札所巡りその3は、札所22番→札所26番
距離は16,1Km、所要時間4:51時間 23,063歩、消費カロリー2,295kcal

※画像はクリックすると拡大でご覧いただけます。
※マップの左上、ボックス□→マークをクリックすると歩行ルートがご覧いただけます。
※スマホでも読みやすいように、改行が多くなっております。PCでは少々見づらくなっていることをご了承願います。

札所22番バス停→ 童子堂(22番)→ 音楽寺(23番)

その3は西武秩父駅から吉田元気村方面のバスに乗り、札所22番入口で下車。バスの本数は少ないので事前に確認が必要です。今回は土曜・日祝日ダイヤで10:15分発に乗車しました。

西武秩父駅まで、西武特急ラビューを利用しているのですが、残念ながら今回は満席。調べてみると「全席指定のS-TRAIN」なるものがあり、回転式クロスシートで途中停車駅も特急同様、こちらを予約して乗車。おかげで秩父まで、快適な旅が楽しめました。

曇りの予定で来たのですが霧雨が降ってきて肌寒い感じに、、、傘を差しながらのウォークは初です。道路を横断するとすぐ二十二番入口の案内が刻まれた「道標の地蔵尊」が迎えてくれます。

「全席指定のS-TRAIN」
道標の地蔵尊
仁王門

先へ進むと左手に茅葺屋根を補強した「仁王門」。こちらにいらっしゃるのが「童子仁王様」、なんと愛嬌のある可愛い表情なのでしょう。優しい気持ちになれる怖くない仁王様です。

こちら22番札所「童子堂」の本尊は聖観世音菩薩様、お堂の至る場所に彫刻が施されており、特に正面唐戸の彫刻は見事です。昔、子どもたちの間に天然痘が流行したそうです。観音様を祀り、清水をつけてたところ病が消え失せたとか、だから童子堂なんですね。舗装道路から脇へ入り古道の案内を先へ進みます。

童子堂
童子仁王様
童子堂 御朱印

地元の方がきれいに草刈をしてくれているんですね、ありがたいことです。バス停の方へ戻り道路を横断、高台にある第23番「 音楽寺」に向かいます。約30分かけて、いい感じの集落を抜けて歩きます。田園風景を見ながら、ゆるりと坂道を登ると納経所が見えてきました。

草刈された古道
ゆるりと坂道を登ります
突き当りが納経所

観音堂はまだ先の長い階段の上、上りきると目の前に開放感がある観音堂と回向柱が現れます。山号は松風山、お堂の横断幕には松が描かれています。そして、一風変わった寺院としては珍しい音楽寺という名前の由来は?

山の松風の音をきいた札所を開創した十三人権者が、菩薩が奏でる音楽と感じたからという素敵なお話がありました。音楽を志す人たちが訪れて願をかけるのも分かりますね。歌手デビューされたと思われる方のポスターがお堂の脇の掲示板に多数張り出されていました。「梵鐘にも観音像」が浮き彫りされています。

音楽寺 観音堂
梵鐘にも観音像
音楽寺 御朱印

登ってきた道と反対側へ降りていくと駐車場で、この先が24番への「江戸巡礼古道長尾根みち」となります。前回歩いたので行けると思ったのですが、昨日の大雨と今日の雨でオフロードはかなり荒れておりちとまずい感じに。無理は禁物、雨足も強くなってきたので古道を離脱して舗装された大通りに向かいます。

江戸巡礼古道長尾根みちへ
オフロードの古道はコンディション悪し
大通りへ 武甲山は拝めず

法泉寺(24番)→ 久昌寺(25番)

小一時間歩いて、ようやく目印の「116段の急な階段」が見えてきました、24番札所「法泉寺」です。歩き疲れた足には少し堪える登りですが、登り切った時の達成感を味わうために先へ進みます。

階段下のお出迎えのお地蔵さまに挨拶をしてから、一気に階段を上ると正面に観音堂、江戸中期の再建で重厚な佇まいを見せています。左右が凹型に張り出した珍しい造りで、「仁王様が厨子に」納められています、天井の龍も迫力があります。

116段の急な階段
仁王様が厨子に
お守り楊枝

また、このような縁起が奉納額に描かれています。この寺の観音を篤く信仰している、武州、恋が窪の慈悲深い遊女がいました。口内の痛みに悩んでいた時に、修行人から一本の楊枝をもらい、これで口内をゆすいだところ、痛みがなくなった、という言い伝え。口内の痛みに霊験ありという「お守り楊枝」がありましたよ。

法泉寺 観音堂
恋ヶ窪の遊女 奉納額
法泉寺 御朱印

この先、25番札所へ向かう道も江戸巡礼古道が山すそをいい感じで続いているのですが、先ほど同様、道が荒れています。ここは、景観に少々物足りなさはありますが舗装道を歩くことにします。残念ながら雨と曇り空で見渡す景色や武甲山は望めませんが、よく見れば低い雲が山肌を覆っている景色も味わい深いものがあります。

こちらも結構歩きます、小一時間ばかり歩いてようやく「朱色の仁王門」が見えてきました。「扁額には御手判寺」と書かれており、閻魔大王から石の手判を授かったことによるもの。あの世へ無事いける通行手形だと言われているそうです、欲しくなりますね。

低い雲の景観も悪くない
朱色の仁王門
扁額には御手判寺

仁王門の先が25番札所「久昌寺の観音堂」、立派な宮殿型の厨子に本尊聖観音がいらっしゃいます(撮影禁止でお店出来なくて残念です)。左側にある地蔵堂、お堂の中には恐ろしい奪衣婆が。三途の川の渡し賃、六文銭を持たない死者の衣類を剥ぎ取るそうです、すごい迫力のお顔でした。

観音堂の背後には大きな「弁天池」、池の向こうが本堂で納経所はその隣です。弁財天が祀られている、弁天堂が池と相まって趣があります。ここは広々とした池越しの景観がとても美しく安らぎを感じられる場所。

久昌寺の観音堂
弁天池
久昌寺 御朱印

次は荒川を超えて26番札所「円融寺」へ向かいます。住宅街を抜けると「巡礼道標の石」があちらこちらに見ることが出来札所巡りらしさを感じることが出来る古道の雰囲気が続きます。「荒川」に到着、今までの大きな橋とは違ってこじんまりした「柳大橋」を渡ります。荒川を流れる水量も今日は多いです。影森のグラウンドを右手に見て、道は大きく左方向にヘアピンカーブを描いています。ここを登り切れば影森の街並みとなります。

巡礼道標の石
柳大橋
荒川

円融寺(26番)→ 岩井堂→ 影森駅

140号線の「影森駅入り口」の交差点を進み、秩父鉄道の踏切を渡って山に向かって歩けば「円融寺」に到着。山を背にした「山門」の奥にある本堂は大きくて静か、荘厳な造りです。こちらで納経帳に重ね印を頂きましたが本番はこれから。清水の舞台を模したともいわれている奥の院「岩井堂」に向かいます。

円融寺 山門
円融寺 本堂
円融寺 御朱印

10分ほど歩くとレゾナック入口、我々世代には昭和電工と言った方がなじみが深いですね。こちらの工場の敷地内を通してもらい奥の院へ向かいます。入口受付に必ずお声がけをお願いしますとあります、愛想よく丁寧な対応をして頂き感謝です。

左に琴平神社の鳥居を見ながら右手に進むと太子堂、二宮金次郎さんも出迎えてくれました。さらに奥へ進むと、真新しい「熊出没注意の案内」。道しるべの石も、ここまでくると味わい深いですね。注意しながらさらに進むと出ました!「約300段の階段」です。雨で石の階段も滑りやすくなっており注意が必要です。

熊出没注意の案内
約300段の階段

ゆっくり、一段一段かみしめて登っていくと堂々たる岩井堂が目の前に現れました。左手、石の階段をさらに上ると「岩窟に石仏」が並んでおり、横から舞台にも上がれます。もともとはこちらの観音堂に本尊の聖観世音菩薩他、寺宝があったのですが、管理できないので先ほどの本堂に今は安置されているそうです。

岩井堂 舞台
奥の岩窟には石仏が並びます
横の石段を進みます

確かに、ここは山奥深く、あの階段を毎日上り下りは厳しいですね。下りは滑りますから、来るとき以上に注意を払いゆっくり降ります。ようやく下界に戻ってきました、大袈裟ですが、これだけガスってくるとそんな気分になっちゃいます。

前回は、さらに27番、28番、29番と、3寺巡ることが出来たのですが、悪天候の事もあり今回はこちらで予定を変更して終了としました。影森駅へもどり御花畑駅乗り換えで西武秩父駅へ向かいます。

レゾナックの敷地へ
秩父鉄道の踏切を渡ります
影森駅

今回もお土産は「ちちぶ餅」完全にはまってしまいました。好評につき、近所の分も買って帰路につきます。今回、初めて雨の中を傘を差しながらのウォークという、いい経験をさせて頂き、これはこれで良かったと思っています。次回は27番から30番までの4寺を巡る予定ですが、台風続きで東京はずっと晴れ間がない状況。天気はどうなることでしょう。考えてもしょうがありません、観音様がお決めになることですね。

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