男の料理2回目はサラダ、といっても白ワインにピッタリな酒の肴的なお気に入り料理。
とある、お店で初めて食べたのですが美味しくて心奪われました。
サッパリと上品な酸味、クレソンの苦みがお口の中に拡がりワインにぴったり。
あのお味を再現するのは非常にハードル高いんですがチャレンジしてみました。
「クレソンとグレープフルーツのサラダ」です。
●準備するもの(2人前の目安)
・クレソン 1束
・グレープフルーツ 1個
・エキストラバージンオリーブオイル 大さじ2
・ワインビネガー 大さじ3/4
・塩、コショウ 少々
●材料について
クレソンは水中や湿地に生育するアブラナ科の多年草、我が家の近くの川にも自生しています。
近所のスーパーで手軽に手に入ります。
今回は産地が山梨県で価格は一束170円。
辛み、苦みが感じられて食欲増進にもなります。
クレソン好きな私、多めに2束弱使いました。
グレープフルーツはホワイトと見た目も鮮やかなルビーの2種類。
サラダは酸味がポイント、ルビーは酸味が少ないのでホワイトを使います。
ほぼ輸入品でアメリカからが一番多いようです。
今回はイスラエル産、160円でした。
昭和世代の方はグレープフルーツといえば居酒屋さん。
生グレープフルーツサワーを思い浮かべる方が多いのでは?
一時流行りましたよね。
健康の為とか、身体にいいからとか、言い訳しながらよく飲んだものです。
テーブルには搾りかすが山のように。。。
グレープフルーツは薬との相互作用があることで注意が必要なこともよく聞かれます。
要チェック、確認しましょう。
前置きが長くなりましたが、調理をすすめます。
クレソン
ボウルに水を入れてじゃぶじゃぶ。
そして流水ですすぎます。
10分~20分ほど水に浸して軽くあくぬき。
水分をしっかり切って、葉と茎の部分を3cm~5cmくらいにザックリ切ります。
茎の苦みが好みなので、私は長めに切っています。
グレープフルーツ
皮をむいて、中の身は薄皮を切って取り出します。
むきやすいように私は最初に2つに切ってます。
皮に残った身から果汁を絞るので、きれいに取り出さなくてもザックリで大丈夫。
ドレッシング
ボウルに残った果汁を絞って、塩コショウ、ワインビネガー、オリーブオイルを合わせてよく混ぜてドレッシングの完成です。
和えるだけで、おいしいサラダの出来上がり。
野菜類がもの足りない方は、サニーレタスや玉ねぎ、トマトを加えてもありです。
アクセントにナッツ類やカッテージチーズを散らしたり、グレープフルーツを八朔に変えてしっかりとした食感を楽しむのも良いですよ。
我が家は、おつまみとしての役割が優先事項なのでひと工夫。
サラダにトッピングというのもおかしな話かもしれませんが、サーモンと生ハムを準備します。
そして、合わせるパンですがレーズン、くるみ、いちじくなどのドライフルーツ系ブレッド。
今回はレーズンブレッドにピスタチオスプレッドといちごジャムをスタンバイ。
スーパーで揃うものですから気軽に作れます。
実食
小皿に取り分けてトッピングと合わせます。
まずは、ワインで口を洗って一口。
クレソンの苦み、グレープフルーツの爽やかな香りが拡がります。
やはり、この酸味がたまりません。
ワインの為にあるのではないかと思わせる仕上がりに満足です。
濃厚なスモークサーモン、生ハムともピッタリなマリアージュ。
ワインがすすみます。
イベントの時はシャンパンがおすすめ。
クリームチーズがあっても良かったですね。
レーズンブレッドとの相性も抜群。
この料理はクレソンの鮮度も大切ですが、グレープフルーツの良し悪しがポイント。
今回のイスラエル産はスーパーのラックに残り2個だったこともあり選択の余地なし。
少々薄味で物足りない感は否めませんでした。
多少お高くても、じっくり良いものを選ぶことをおすすめします。
お肉やお魚もいいですが、たまにはシンプルに軽くこんな食事もいいものです。
但し、呑み過ぎ注意。
実は、角ハイにも合うんです。。