ビール好きのお供として欠かせないのがじゃがいも。
ポテサラ、コロッケ、フライドポテトなど色々あります。
ビアホールに行った時よく注文するジャーマンポテト。
お店によって個性が出るのもの楽しみのひとつです。
男爵かメークイン、皮つきか皮なしか、ベーコンかソーセージか、バリエーションも豊富。
今回はこのジャーマンポテトに挑戦。
食感がしっかりしたメークインを皮なしで使い、ベーコンで合わせてみようと思います。
●準備するもの(2人前の目安)
・じゃがいも 3個~5個
・玉ねぎ 1/2
・ベーコン お好み(100g弱)
・オリーブオイル
・塩
・ブラックペッパー
・にんにく (1かけ)
・バター
・コンソメ少々(顆粒)
・パセリ (生がなければドライでok)
・粒マスタード
●材料について
じゃがいもはアンデスの高地原産でヨーロッパをはじめ世界各国で親しまれています。
種類も豊富で、ホクホクした食感の男爵、きめが細かいメークインの他、キタアカリも人気。
生産地は中国、インド、ロシアと続きます。
国内の生産地は北海道がダントツ。
ベーコンは豚肉を塩漬けにした加工食品で薄切りやブロックなど様々な形で販売されています。
イタ飯やさんではパンチェッタなんてよばれてカルボナーラにも使われます。
定番のベーコンエッグは、あのカリカリベーコンの食感とおいしさがたまりませんね。
ちなみにジャーマンと名前が付いていますが
ドイツにはジャーマンポテトという料理はないそうです。
では、調理をすすめましょう。
じゃがいもは皮付きも美味しいのですが、今回は皮をむいて断面を広めのスライスに。
そして、レンチン約3分。時短は男の料理ということでご勘弁を。
ベーコンはブロックを1cmくらいの厚さに切って棒状にスライス。
スライスよりブロックの方が味が出て美味しい気がしてます。
タマネギは適当にスライス、ニンニクはみじん切り。
まず、じゃがいもを多めのオリーブオイルで炒めます。
炒めるというより素揚げするイメージ。
強火と弱火をコントロールしながら、こんがり焼き色がつくまでじっくりと。
余分な油をふき取ってから、ベーコンとタマネギを投入し炒めていきます。
ここで塩コショウを少々。
タマネギがしんなりと全体が馴染んできたところで、フライパンにスペースを作りバターを投入しニンニクを炒めて香りを出します。
お好みでコンソメを入れてさらに炒めていきます。
仕上げに酒や白ワインを少し入れるのもありです。
盛り付けて、パセリを掛けて粒マスタードを添えれば出来上がり。
実食
晩酌はいつもは発泡酒ですが、今日は自分で作る「男の料理」記念日。
最近はまっているクラフトビールを特別に準備しました。
日本で初めての国内製造クラフトビールがエチゴビールさん。
フルーティーな香りのホワイトビール。
ヴァイツェンらしい「のんびりふんわり白ビール」をいただきます。
やわらかな口当たりのビールでのどを潤し、ポテトをひと口。
ベーコンの旨味とこく、タマネギの甘さ、にんにくの香りが相まって至福の時が。
じゃがいもがお腹にズシーンとくるので、他の肴と違って男の胃袋を満足させてくれます。
追い胡椒で味も一層引き締まり、タマネギの甘みも引き立ちます。
男爵のじゃがバターも捨てがたいんですが、このメークインのジャーマンは旨味が凝縮されてる感じ。
居酒屋さんでのポテサラ並みに、ビールが進む、進む。
あっという間に2杯目のクラフトへ。
アメリカはシカゴのグースアイランド、Duck Duck Gooseは飲みやすいフルーティーなIPA。
材料がシンプルなだけに簡単に作れますがアレンジも多彩な料理。
ベーコンをソーセージに変えて作るジャーマンポテトも美味しいです。
一口にソーセージといっても種類が豊富。
使うソーセージによっても味が変わるのが楽しいですね。
ビヤホールで頂いた、小ぶりの男爵を皮付き大きめのブロックで炒めたものも美味しいかったし、ベーコンをカリカリに焼いて合わせたジャーマンポテトを出すお店もありました。
カロリー高めで炭水化物感たっぷりなので、若干罪悪感はあるのですが。。。
ご安心ください。
腹持ちがいいので大量に食べることはありません。
パスタやパンをばくばく食べるよりヘルシーかもです。
但し、カロリーを考えると、チーズをのせてオーブンで焼くなんてアレンジはご法度です。
ただ、これ絶対に美味しいやつですね。
実は、内緒でやってたりして、わ・た・し。
ビールが進み過ぎるのも要注意。
健康な身体あってのシニアライフ。
意志の強さが試されるシニアライフ。
自問自答の「男の料理」、まだまだ続きます。