デパ上レストラン街お得にグルメを楽しむその４ゑべっさんそごう大宮シニアライフハック

プチ贅沢でデパ地下のお惣菜やお弁当を買った経験はみなさんもありますよね。

地下から上層階へたまには場所を変えてみませんか？
高級ホテルのレストランはさすがに予算的に厳しいですが、ここなら大丈夫。

フレンチやイタリアン、懐石料理、全国の有名人気店などレストラン街は魅力がいっぱい。
価格的にリーズナブルですし、お店も綺麗、さすがデパートです。

たまには贅沢な空間と美味しい料理を味わいましょう。

※画像はクリックすると拡大でご覧いただけます。

ゑべっさん　そごう　大宮

1830年に初代、十合伊兵衛（そごういへい）が、創立の基となる「大和屋」を大阪坐摩神社近くに開業。
大正8年に百貨店経営をスタート、1985年に横浜、87年に大宮店開店となります。

2001年に西武百貨店と業務提携、2006年にセブン＆アイ・ホールディングの子会社として事業をスタート。
現在横浜、千葉、広島、大宮の4店舗で営業中。

最上階の回転レストランが懐かしい昭和の名残ですね。
現在は「ビューティー＆ヘルシー」の専門店街に生まれ変わっています。

9階がレストラン街。
しゃぶしゃぶ・すき焼き、京懐石、天ぷら、お寿司、おそばなど、和食を中心とした10店舗、洋食が3店舗、その他中華など3店舗が味自慢を競っています。

我が家は和食に決まりましたが、問題はお店。
お寿司も良いけど天ぷらもしばらく食べていません。
迷った末に本日は、風流うどん・そば料理歌行燈「ゑべっさん」に決定です。

創業明治10年うどんそば日本料理の老舗店。
文豪・泉鏡花の小説「歌行燈」にも登場した創業当時から130年余りの、三重県桑名に本店を持つ老舗。

なぜこのお店になったのか？
お店の入り口に秘密が・・・「5月ゑびす膳」のポスター。

量は少しでいいから、色々と食べてみたいと思うのがシニア、それもお安く。
そんな私たちにピッタリな内容です。

私の田舎、富山の名物、白エビメニューがあることにも背中を押されました。
早速お店に入りましょう。

当然ながら「そごう」のレストラン街ですから店内はきれいで落ち着ける雰囲気。
メニューを眺めていると、壁面のポスターが目に入ってきました。
なんと魅力的な誘い文句。

飲み比べ「冷酒セット」
どうやらＡセットは東、Bセットは西の選りすぐり。
食事のオーダーは妻に任せることに。

入口で見かけたゑびす膳は必須です。

内容は
今月の麺「揚げ茄子おろし麺」
今月のご飯「鶏ごぼう炊き込みご飯」
その他、鮪の刺身、海老天ぷら盛り、炊き合わせ、茶わん蒸し、甘味は自家製わらび餅
これで税込1,760円ですからお得ですね。

ちょい飲みセットなるものもあります。生ビールに白エビ唐揚げが付いて880円。
生ビールが680円、白エビ唐揚げが770円ですから、570円もお得ではないですか！
唐揚げ好きの妻は、手羽元唐揚げ、500円もオーダーしたようです。

私は冷えたビールで喉を潤して白エビから。
妻はビールから唐揚げに行く模様。

たっぷりレモンを絞れば酸味の後に白エビ独特のやさしい甘みがお口の中に拡がります。
私の田舎の富山では、この小さな白エビの身を剥いたお刺身があります。
そのお刺身をおぼろ昆布ではさんだ昆布巻きなどもあります。

手間がかかる分お値段は張りますが、生で食べる白エビの甘さは格別。
甘エビやボタン海老とは違った旨味が感じられる逸品。
機会があればお召し上がりください。

ゑびす膳がやってきました。思っていたよりボリュームがありそうです。
鮪のお刺身から、赤身の濃い味がしっかりします。
天ぷらも揚げたて、海老も柔らかく衣も良い感じに仕上がっており合格。
煮物もお出汁がしっかりしたお味。

茶わん蒸しも気になります。
和食にもマナーがあり
味が薄いものから
わさびは醤油に溶かさない
天つゆをつけすぎない
蒸し物はかき混ぜない、などなど多くの決まりがあるようです。

まわりを不快にさせるようなことは気を付けなければいけませんが、美味しくいただくことが一番。

茶わん蒸しは最後の方で食べられる方が多いと思いますが、私は前半。
熱々のうちに食べるのが好みなので、やってはいけないかき混ぜを少々やっちゃってます。
熱いのでお許しいただきたいのと、混ぜると美味しんですよ。