待ってました!ついにこの時が。
松任谷由実50周年記念ベストアルバム「ユーミン万歳!」が届きました。
「返事はいらない」「ひこうき雲」に衝撃を受けてユーミンを聞きながら50年の歳月が流れました・・・
10代から20代、そして30代と思えば色々ありました。
シニアにとって青春時代の想い出は生きる活力、特に失恋や別れのシーンは今でも胸がキュンとなりますね。
ユーミンはそんな多くのシニアが寄り添ってきた偉大なアーティスト、曲と共に、詩と共に懐かしいむかしが甦ります。こうして回顧できる機会をもらえたのもユーミンのお陰。
共に歩んできた感がこみあげてきます。
メロディーはもちろん歌詞にも影響を受けて「山手のドルフィン」や「茅ケ崎ゴッデス」「中央フリーウエイ」とみんなユーミン詣でをしてました。
スキーやサーフィン、軽井沢、清里、カーステからはいつものメロディー。
思えばカセットテープとレコードの時代でしたね。
初めて言ったコンサートもユーミン、苗場や葉山・逗子はいけなかったけどライブに行くというライフスタイルもユーミンから。
同じシニアと言ったら怒られそうですが、間もなく70歳になろうかというユーミンのパワーと年齢を感じさせないオーラはカッコ良すぎます。
先日テレビのインタビュー、過去の自分を体系化してみることや健康に気を使うこと、常に好奇心は忘れないこと、すぐ行動・実行することなど自分の在り方について語っている姿はキラキラ輝いています。
今回の3枚組DISCはタイトルはついていないけど、自分を体系化できる3つのグルーピングであるともおっしゃっていたことが興味深かったです。
選ばれた50曲は、「ユーミンリクエストWEEK」に寄せられたリスナーからのリクエスト曲と、それに紐づくエピソードの中より、全国のラジオスタッフ、そしてユーミン自身も選考して選ばれたそうです。
ラジオを大切にするユーミンらしい企画。
ブックレットには曲ごとにリスナーのエピソードが紹介されています。
自分の過去もよみがえってきて時間も忘れて読みふけってしまいました。
個人的には50曲の中では、「瞳を閉じて」「サーフ天国、スキー天国」「海を見ていた午後」「ノーサイド」「DESTINY」「消灯飛行」「星空の誘惑」「真珠のピアス」「潮風にちぎれて」「冬の終わり」がBEST10。
想い出がすぐに絵となって出てくるところがユーミンのすごさ。
バンバンへの提供曲ですが「いちご白書をもう一度」も個人的に絶対にはずせないユーミンの名曲。
セルフカバーもしてます。みなさんはいかがですか?
常に新しいことに挑戦してきたユーミン。
新曲「Call me back」は松任谷由実with荒井由実。
MOVIEも近未来を描いた素晴らしい映像ですが、今回さすがと思ったのは特典映像。AIで再現された荒井由実と現在の松任谷由実との対談です。
これはもはやカルチャーの教科書級。素晴らしいの一言(^^)/
内容はお楽しみということで。
ユーミンは10年後にはアーティストはみんな自分のアバターを持ちメタバース空間でのコンサートも増えるのでは?ともおっしゃってました。過去を大切にしながらも、常に未来を見据えているところに脱帽です。
この企画はとても興味深くて、バズワードにもなっているメタバースやアバター、AIの存在を再認識できたことと、50年前の自分は今の自分にどのような質問をするのだろう?と考えさせられました。
また、今の自分は50年前の自分に対して誇れることはあるのだろうか?
こんなことを想いながら今の自分を見つめ直し、これからの自分はどうあるべきか、を考えるきっかっけにもなりました。
いつも人生の道標として教えを与えてくれるユーミンには感謝です。
なんだか元気が湧いてきました。まだまだ頑張るぞ、自分。
シニア万歳!ユーミン万歳!
PS…
青春時代を回想してたら、当時の学生ツアーのことが甦ってきました。
ハニービー、ナッツベリー、バケーションシステム、ラブキャット、ディスコパーティー、スキーツアーに沖縄・与論ツアー。今度書いてみようかな。
色んなことを思い出させてくれるユーミン!やっぱりすごいわ。
こちらブルータスは松任谷正隆さんの「ライブのユーミン」、クリス・ペプラーさんの「ユーミンはジャーナリスト」がファンとしては興味深い記事でした。