吉祥寺 レトロ喫茶店巡りと丸メンチ 武蔵野珈琲店 茶房 武蔵野文庫 さとう 小ざさ 春木屋

吉祥寺 レトロ喫茶店巡りと丸メンチ 武蔵野珈琲店 茶房 武蔵野文庫 さとう 小ざさ 春木屋 昭和ノスタルジー
photo by ゆう

吉祥寺といえば住みたい街ランキングで常に上位に位置するエリア。
人気のアパレル、サンロードなど商店街や飲食店が充実しており井の頭公園をはじめ緑豊かな自然環境も人気。
昭和の面影を残す愛されて90余年のいせや、ハーモニカ横丁など飲み屋街も充実しています。

因みに、寺院の吉祥寺は現在文京区の本駒込にあり吉祥寺にはありません。
もともと江戸城近くにあった吉祥寺は江戸時代、明暦の大火で全焼し本駒込に移転。
その際、門前町の住民は一緒に移転できず代わりに与えられたのが現在の吉祥寺周辺の土地
懐かしんで吉祥寺村と名付けたのが始まりとのこと。

ゆう
ゆう

私の世代にとって吉祥寺のイメージは中村雅俊主演の「俺たちの旅」

カースケ、オメダ、グズ六の3人の人間模様に大きく影響を受けました。
井の頭公園駅とガード下が懐かしい。


学生に人気のこの街には古くからのレトロな喫茶店も点在しておりオシャレなお店がたくさんあります。
今回は井の頭公園側と東急百貨店側でそれぞれ1件づつ巡りましょう。

また、吉祥寺と言えば小ざさの羊羹と、さとうの丸メンチは外せないので併せてご紹介。
個人的趣味で春木屋のラーメンも。

神保町編上野編に続き今回の吉祥寺編、お楽しみください。

※画像はクリックすると拡大でご覧いただけます。

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吉祥寺 武蔵野珈琲店

40年の歴史を誇る「武蔵野珈琲店」はマルイ横の通りを井の頭公園に向かって徒歩3分。
いつも通行人でにぎわっている通り沿いの2Fにあります。
落ち着いた雰囲気の店内、凛としたマスター、礼儀正しいホール係、ピカピカに磨かれたカウンターがお店の歴史と風格を感じさせます。

ゆう
ゆう

おすすめは素敵な上質のカップで味わうウインナコーヒー。

クリーム濃厚なのに、まろやかな深い旨味は他店のそれとは一味も二味も違います。ぜひお試しあれ。
プリンも昔懐かしい自然の味、マスター手作りとのこと。丁寧な仕事が舌を通じて伝わってきます。

手作りプリン 500円  ウインナコーヒー 700円


そして、ここ武蔵野珈琲店は芥川賞を受賞された又吉さんの「火花」にも登場しています。

「武蔵野珈琲店」という看板が眼に入った時には、雨粒は激しく路面に弾かれていたので、僕達は迷わず階段を昇り店の扉をひいた。
薄暗い店内にいくつか置かれた照明が、温もりのある灯りで白い壁を照らしていた。
静かにクラシックが流れていて、先程までの馬鹿騒ぎが夢のように感じられた。
窓際の席に着くと、小走りで駅の方角へ走っていく人達が見えた。
~中略~
喫茶店を出る時に、マスターが、「これしかないのですが、返さなくていいので」と言って、一本のビニール傘をくれた。

神谷さんは一本しかない傘をくれたマスターの優しさに感動していた。

火花 p29より

主人公の徳永は先輩芸人神谷さんと井の頭公園から雨に降られて流れてきます。
ここ武蔵野珈琲店での二人の会話は純真な神谷さんの人柄や価値観が分かる後半に通じる大切なシーン。
共感至上主義の奴達って気持ち悪いやん?などと二人の会話が続きます。

窓側の席で、神谷と同じように一番高価なブルーマウンテンとチーズケーキを注文して「火花」を読む、聖地巡礼の方には最高の楽しみ方かもしれませんね。

吉祥寺 茶房 武蔵野文庫

東急百貨店の近く、趣のある木の看板が目印の「茶房武蔵野文庫」。
この地で30年以上地元に愛されている憩いのスポットで店内もウッディーな作りが落ち着きます。
かって早稲田大学近くにあった茶房早稲田文庫が閉店となり、メンバーだった日下さんが引き継いだお店。
現在も当時の雰囲気、味、看板を継承し守っていらっしゃいます。
お店には引き継がれた蔵書や工芸品が置かれており歴史を感じます。
時節柄、地元民にはありがたいテイクアウトも充実。

お店で使用されている食器は福岡県の伝統工芸品「小石原焼」。
素朴な色と文様、陶器の温かみのある風合いがコーヒーの味を引き立ててくれます。
陶器は店内に展示され販売もしています。

黄色のクリームソーダ、秘伝のレシピで人気のカレーライス、モーニング限定ですがホットサンド、冬季限定の焼きリンゴも頂きたい逸品です。今年は間に合わなかったので来年の冬こそ、焼きリンゴ!

武蔵野文庫コーヒー
         ブレンドコーヒー 600円
小石原焼
             小石原焼

吉祥寺グルメ 小ざさ さとう 春木屋

小ざさ

    バラ袋入り 5個 390円 小豆3 白あん2

吉祥寺と言えば「小ざさ」、「小ざさ」といえば羊羹。
マスコミで取り上げられることも多く誰もが知っているお店で、早朝から並んで引換券をもらう行列ができるお店としても有名。職人さんの手練りで作られる羊羹ですから朝から並んで手に入れたい気持ちもわかります。
1日150本、50名限定の貴重品。

私はチャリンコでのんびりポタリング、羊羹は気合を入れて別の機会に並びます。
ということで今回は最中を購入しました。自宅用は箱ではなく袋に入った5つ入りがお得。
小豆あんと白あんの数も組み合わせ自由なのがいいですね、我が家は小豆3と白2の組み合わせ。
お味の方は甘みも程よく上品な味わいです。

年齢を重ねると、やたらあんを欲するのは私だけでしょうか?
40代くらいまでは甘いものは、ほとんど口にしなかったのですが最近和菓子が夢に出てきます。重症です。
羊羹も全国色々美味しい名物がありますが、最中っていうのは素朴な中にも何か品格が備わっており、ごまかしがきかない和菓子の王様だと思います。

さとう

   メンチ 250円 コロッケ160円 牛カツ240円

元祖丸メンチカツで有名な「さとう」、2階はステーキハウス「さとう」、国産牛が自慢のお肉屋さんです。
ディナーは諭吉が軽く飛んでしまいますが、ランチは私でも手が届くおまかせステーキ御膳があります。
ぜひ一度味わってみたいものです。

お隣は「小ざさ」さん、両店共に人気店。行列並ぶの大変そうですが回転が速いので大丈夫。
お店の方の裁きが手際良くて素晴らしいんです。
もはや芸術の域、スーパーコンピュータ搭載って感じで気持ちがいい。

ゆう
ゆう

我が家は妻と二人暮らしですが、メンチ2個、激うまコロッケと牛カツもゲットしました。

お肉の甘み、香り、お家で食べてもジューシーな肉汁、理屈抜きのおいしさです。
玉ねぎの甘みもベストマッチ。食べてると幸せな気持ちになれる夫婦喧嘩解消薬。

丸い形が、この質感を出しているんですね。いつ食べても飽きないお味です。
さとうのメンチは80歳過ぎても食べられる気がしています。長生きしたいですな~。

春木屋 吉祥寺店

         わんたん麺 1,250円

東京ラーメンといえば醤油味が代表。その一翼を担う荻窪ラーメンの雄「春木屋」。
「丸福」「丸信」と並び荻窪ラーメン御三家。
私の10年先輩、創業73年の春木屋さんは荻窪中華そば、ラーメンとは呼びません。

中華そばもラーメンも呼び方が違うだけで区別はないんでしょうが、中華そばという響きがピッタリ。
煮干しや削り節、鶏ガラや野菜に負けないしっかりとした醤油の味と香りが食欲をそそります。
手もみを施されたほどよいちぢれ麵と合わせる。まさしくこれが中華そば。

ゆう
ゆう

私はこのスープに愛称抜群のわんたん麺をいただくのがご褒美となっています。
わんたんの透明感とほろほろの食感がたまりません。

スープの表面は脂でしっかりおおわれているので冷めなくていいのですが、慌てて食べると確実にやけどしますから注意してくださいね。
分かっていても軽いやけど経験あり(笑) ゆっくり食べましょう。

吉祥寺はラーメン激戦区で新しいお店もたくさんありますがコンサバなおじさんは昔からお世話になってる
醤油=春木屋、豚骨=ホープ軒本舗
この方程式が出来上がっていて浮気はできません。

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