横浜中華街ランチを楽しもうシリーズ、冷やし中華編。
前回は金香楼、牡丹園、心龍さんをご紹介しました。
今回その2は景徳鎮、桃桃林、興口福さんをご紹介。
冷やし中華といえば夏にはなくてはならないメニュー。
ここ日本が発祥、中国の冷やしとは一線を画しています。
おなじみの醤油だれ、ごまだれ以外にも四川風やバンバンジー冷麺、タンタン冷麺と種類も豊富。
中華街のお店でも夏の定番メニューとして多くのお店で提供されています。
なお、各お店の情報はリンクより過去記事をご参照願います。
※画像はクリックすると拡大でご覧いただけます。
景徳鎮
中華街大通りから市場通りに入り真ん中。
中華街で白地の看板は珍しく「景徳鎮」の金文字が目立ちます。
チョット怪しげな恐い感じのフォントもミステリアスでいい感じ。
右手の大きなショーウインドウ内には美味しそうな数々のメニューが目を引きます。
平日のランチですが、今日も人気で賑わっています。
四川料理の名店ですから麻婆豆腐が人気ですが、冷やしもあります。
ランチメニューではなく単品メニューになります。
バンバンジー冷麺1430円、タンタン冷麺1320円と2種類。
メニューには辛い印の唐辛子イラストマーク。
迷うところですが、今日はバンバンジーに。
待つこと10分弱で運ばれてきました。
タレは別添えで、見た目はかなり辛そうな感じ。真っ赤な辣油が美しく輝いてます。
具も豪華です。チャーシューに蒸し鶏、ハムにキュウリにクラゲ、エビと花のように盛り付けされたトマトが華やかさを演出しています。
きれいに盛り付けられているので、たれを掛けるのが何だかもったいない。
まずは少したれを掛けて味の確認。
食べると意外に辛さは強烈に感じることは無く、胡麻の風味、コクのある甘みが拡がり美味しい。
麺もシャキッと締まって冷たくのど越しがいい。
このコクのあるたれは麺も良いけどバンバンジーってくらいで蒸し鶏にかけて食べると最高。
辛み強めのゴマダレがこんなに具材とマッチするとは、避けて通ってきた自分に反省。
定番の醤油とゴマダレの冷やし中華とは違った楽しみ方が出来るバンバンジー冷麺。
この夏、何回リピートすることになるのでしょう。
忘れちゃいけない杏仁豆腐、火照った口を癒してくれる優しいお味でした。
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桃桃林
朝陽門を過ぎて左は南門シルクロード。
その先中華街大通りと分かれて右へ向かうのが開港道となりますので真っ直ぐ進みます。
ローズホテルを過ぎてさらに進むと加賀町警察署北の信号機。
この前がロイヤルホールヨコハマで1階が中国レストラン「桃桃林」。
しばらくランチはお休みしていましたが再開となりました。
店舗は1階、階段の赤い手すりが中華っぽくていい感じ。
道路側の壁が大きなガラス張りですからは眺めも良く開放感抜群。
店内も広くてゆっくりとお食事が楽しめます。
桃桃林さんはランチメニューに冷やし麺1320円があります。
タレは胡麻と醤油から選べます。自分の好みの量をかけられるのがいいです。
ランチはサラダバー付き。
今回はヤングコーンにブロッコリー、もやし、冷奴まで置いてあります。
具在は別盛。
くらげ、しいたけ、錦糸卵、ハム、蒸し鶏、チャーシュー、きゅうり、エビの8種。
麵が生ぬるい冷やし中華を出すお店に出くわすことがありますが、桃桃林さんの冷やしはお皿もタレも面も具材もキンキンに冷えていて最高のコンディション。
せっかくの美しい具材たちが、私のセンスなき盛り付けで少々残念な感じに。
気を取り直して、味で勝負。
醤油だれはやや薄めなので具材の味がしっかり感じられてサッパリといただけました。
タレは自分の好きな量掛けられるし、具沢山なので飽きないです。
食欲が無くてもツルツル食べられる夏にはありがたい存在。
ランチスープはエビ入りで本格的なお味。
それでいて冷やし中華を邪魔しないのがいいですね。
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興口福
関帝廟通りと中山路が交差する関帝廟の2件となりにあるのがこちら興口福さん、チャイナドールの可愛いイラストと黄色の文字の入り口の看板が目印。
ランチも充実しており、地元サラリーマンからも人気のお店です。
お得なセットメニューはスブタやエビチリなど定番メニューに蒸し鶏や小籠包、シューマイに杏仁豆腐が付いて900円、他にも週替わりメニューがあり700円からとリーズナブル。
夏はこの週替わりメニューに冷やし担々麺が登場します。
ランチメニューなので半チャーハンにスープ、杏仁豆腐が付いて800円とお得。
今日はこちらを注文しましょう。
昼時ですが二階も有り比較的混雑時でも待たなくても入れます。
二人用の小さなテーブル席もありますのでおひとり様でも安心。
まずはスープと小鉢が運ばれてきますが、すぐ冷やし担々麵も到着。
こちらは地元の若手サラリーマンに人気なのですが、理由の一つとして価格はもちろんですが、気さくな接客と盛りの良さに人気の秘密があります。
到着した冷やし担々麵はご多分に漏れず量はたっぷり、さて残さず食べられるでしょうか。
見た目はそんなに辛そうではないので大丈夫そうです。
少しかき混ぜていただきます、ピリ辛くらいでタレが少なめで薄味になっています。
担々麵といえば肉みそ、この肉みそが薄味の麺と合わさってちょうどいい感じの味わいです。
トマトに錦糸卵、きゅうり、チャーシューの他、縦に細切りされた長ネギ、少し太めの白髪ねぎといった感じ、このネギが甘辛いタレの味にアクセントとなっておいしさを増幅させています。
ランチなのでスープが付いてきます。
興口福さんのスープはとろみがある海鮮の味わい深いスープなのですが、これと冷やしとの組み合わせが意外と合うのに驚きです。
夏とは言え、店内はクーラーで冷えているので暖かいスープが美味しく感じられました。
冷やし中華の後にデザートというのも最初は違和感があったのですが、最近は慣れてきて無いと物足りない感じ、習慣とは恐ろしいですね。
今日も美味しくいただきました。
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