横浜中華街 ランチを楽しもう その8 福満園本店 梅蘭 すしざんまい

横浜中華街 ランチを楽しもう その8 福満園本店 梅蘭 すしざんまい 横浜中華街ランチ
photo by ゆう

前回その7では中華街の景徳鎮と景徳鎮新館をご紹介しました。
今回は中華に加え、すしざんまい横浜中華街東門店もご紹介します。

町中華のラーメンやチャーハン、餃子などは食べなれていますが、本格的な中国料理となると種類も多く何を注文していいのかよく分かりませんよね。そこで登場するのがランチ。

中華街はお店が日替わりでシニアにもピッタリな本格的中国料理が多彩です。 
知らない料理を体験できる楽しみと種類が多い中華の知見が深まるという魅力的なランチタイム。
土日祭日とは違い平日の中華街は違った風景、気軽にお得な中華を楽しみます。

※画像はクリックすると拡大でご覧いただけます。

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福満園 本店 四川料理・福建料理

福満園は四川料理の他、福建料理も味わえる本店、上海料理も味わえる新館、湖南料理も味わえる別館と3店舗を中華街に構えています。その他、みなとみらいや船橋、新橋、藤沢、上大岡、八景島シーパラダイスと多店舗展開のお店。今回伺った本店は玄武門近く加賀町警察署前にあります。

ランチはラーメンと炒飯セットなど定番の麺とご飯ものセットが充実、リコピンたっぷりのトマト麺850円も売りです。定食メニューも充実しており、豚肉薄切りネギ生姜ソース、白身魚甘酢ソース、蒸し鶏特製ソース、レバー白菜炒め、この四つは680円、牛肉とジャガイモ茄子の醤油炒め、豚バラ醤油煮込み、海老チリ、海老のマーボーソース炒め、この四つは780円となります。

ゆう
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四川のお店ですから四川麻婆豆腐(激辛)、シルクロード陳マーボー豆腐
いずれも1,000円で用意されています。

常連客が注文する陳麻婆豆腐、本場の辛さとうまさを味わえる中国直送の数種類の唐辛子を使用した、この陳麻婆豆腐。なんと創業以来、累計500万食を突破だそうです。
こちらを注文したいところですが次回のお楽しみということでご勘弁願います。
最近四川巡りで麻婆豆腐が続いたので、牛肉とジャガイモ茄子の醤油炒めを注文。

牛肉とジャガイモ茄子の醤油炒め 730円

想像よりボリュームがあってビックリ。茄子はしっかり油通ししてあるので甘みたっぷりで濃いめの醤油餡とよく合います。意外とジャガイモとの相性もよくて自然の甘みのハーモーニーが楽しめます。
玉ねぎとピーマンが良い感じで味を引き締めている感じ。
真打登場とばかり牛肉が口の中でとろけます。玉子スープもわかめ入りで香り豊かな味わい。
残念ながら、お店が忙しくてデザートの杏仁豆腐が忘れられてしまいました・・・写真はなしです。

⇩ラーメン チャーハンはこちらへ

横浜中華街 ランチを楽しもう みんな大好きラーメン&チャーハン その2 獅門酒楼 東林 福満園
横浜中華街 ランチを楽しもう みんな大好きラーメン&チャーハン その2 獅門酒楼 東林 福満園
ラーメン&チャーハンその2は、サンラータン麺、ネギそば、黒チャーハン、どれもリピート必至のおいしさ抜群の人気メニューです。ここ中華街でしか食べられないレアな黒チャーハンや凌正麵など要チェック。そしてランチだからどれもお得でお手頃なお値段も魅力です。

梅蘭 本店 上海料理

梅蘭はあんがカリカリ麺の中に入っている梅蘭焼きそばで、すっかり有名になりましたね。
我が家の方はイオンモールに入っています。みなさんのご近所にもあるのではないでしょうか?

梅蘭は会社が二つ。青に金文字の梅蘭はららぽーとやイオンモールなどショッピングセンターを中心に19店舗展開。梅蘭金閣を中心とする方は東京、神奈川、大阪、岡山、福岡と17店舗展開されています。

玉子で固められた、カリカリに焼かれた焼きそばを開くと出てくる醤油味の餡、もやし、玉ねぎ、白菜、ニラ、そして厳選された豚肉の旨味が閉じ込められています。

ゆう
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オーナーシェフが看板メニューを作りたいという思いで、あんかけ焼きそばのあんを麺で包んだらどうだろう?とひらめき誕生した秘話があるそうです。

無性にあの味が食べたくなる時、ありますよね。

そんな有名な梅蘭ですが、本店に行ったことがある方は少ないのではないでしょうか?
という訳で、今回は梅蘭の本店を訪ねて焼きそばではなく、ランチ定食を頂くことにします。

週替わりランチセットがあり、すべて税込み800円でスープと杏仁豆腐が付きます。

A:酸辣湯麺(小)・お新香・半炒飯・杏仁豆腐
B:五目炒飯・お新香・本日のスープ・杏仁豆腐
C:豚肉の生姜炒め・お新香・本日のスープ・ライス・杏仁豆腐
D:牛肉としめじの炒め・お新香・本日のスープ・ライス・杏仁豆腐

+150円でアイスウーロンやコーラなどソフトドリンクも付けられます。

牛肉としめじの炒め 800円

牛肉としめじの炒めをオーダー、まずは大きなお水が、そして大きなスープと搾菜が運ばれます。
コーン入りの中国料理ならではの玉子スープ。中華街のランチに付いてくるスープは醤油ベースや塩ベース、玉子スープとバリエーションは色々です。どれも概ね薄味で人によっては物足りない感が強いお味なのですが、ここの玉子スープは塩味濃いめで慣れた味という感じ。

メインの牛肉としめじですが、中華街ならではのお味。しょうゆベースですが複数の香辛料が複雑な味を作り上げています。初めて食べる味ですが、しめじと牛肉細切りのバランスが絶妙で大変美味しく頂きました。
そして、もはやこれなしではランチは語れなくなってしまった杏仁豆腐。
ふわふわじゃない方の杏仁ですが、量も多くて満足でした。やぁ~お腹いっぱいだわ。

すしざんまい 横浜中華街東門店 (2022年7月18日で閉店になりました)

お寿司と言えば「すしざんまい」のキャッチコピーや築地初競りでのマグロ高額落札、解体ショーなどでも有名な「すしざんまい」。現在、築地の本店を含めて全国で56店舗もあるそうです。

こちら、中華街東門店は朝陽門から中華街大通りに入りすぐの好立地。中国料理店の看板があふれるメインストリートの中、木村社長の両手を広げた決めポーズの大きな看板が目を引きます。

木村社長と言えば、航空自衛隊を経て水産業界に入り1997年に喜よずし、2001年にすしざんまいを築地に出店の経歴をお持ちです。すし店経営というよりパワフルなビジネスマン、頭が下がります。

ゆう
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中華街シリーズでなぜお寿司?と思われるかもしれませんね。

実は、お店の前を通るたびに中華街まで来てお寿司?と気になってしょうがなかったんです。
私はビジネスランチ、お寿司が食べたかったら会社近くのお寿司屋さんのランチへ行けばいい訳ですから。
百聞は一見に・・・という訳で今回はすしざんまいに行ってみました。

お店に入るとお昼のピークを過ぎているにも関わらず満席。
少し待ちましたが、空いたばかりのテーブルを急ぎ片づけて頂き無事着席。
接客はていねいですし、案内も迅速で好感が持てました。元気な掛け声もいいですね。
カウンターではお刺身をつまみながら飲んでいるお客様もいらっしゃいます。
地元の方だけではなく観光客の方も。中華もいいけど寿司の魅力に負けた?

メニューはお好みのグランドメニューとランチメニュー。
にぎりは、つぼみ 1,078円、かすみ(1,5人前)1,628円、人気ランキングにぎり 2,200円、特選すしざんまい 3,828円、まぐろざんまい 3,410円と5種類、他にもおすすめ丼、上ちらし丼があります。

お腹もすいたことですし、大盛りのかすみを頼みましょう。
ランチにはお椀の他、茶わん蒸しも付いてきますよ。

混んでいましたがオーダーはピークを過ぎていたようで10分ほどでなかなか豪華なランチセットが到着。
生ものですから仕入れによって内容が若干変わるようでメニューの写真には載っていないイカ、あぶり、サーモンが入っています。光物がないのは少々寂しい気もしますが良しとしましょう。

かすみ (1,5人前) 1,628円 

先ずは、まぐろからパクリ、間違いないですね。しゃりは大きすぎず、甘すぎづ、粘り適度で合格。
お椀には大きな身もしっかり付いたアラが2つも入っていて満足です。
茶わん蒸しも味付けが濃くなくてお寿司をじゃましません。

まわるすしチェーン店では、やはりこのクオリティーは厳しいです。個人店ではこの内容とボリュームを考えると価格的に無理ですし、お店によって当たり外れがあるので知らないお店はリスキーです。

お寿司屋さんですから上を見ればきりがありませんが、この価格で提供できるのはさすがですね。
中華街で寿司?と思っていましたが、寿司ではなく「すしざんまい」に来ているお客様、ということが来てみて分かりました。ランチでお寿司が食べたくなったら、会社の近くの廻るお寿司ではなく「すしざんまい」。

ゆう
ゆう

2022年7月18日で閉店になりました。
2011年3月から約11年の歴史に幕を閉じることに。お世話になりました。
中華街の一等地に寿司屋?ということで何かと話題になりましたがランチ人としては残念。


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