横浜中華街 ランチを楽しもう その12 保昌 熊猫飯店 関内 天吉

熊猫飯店 横浜中華街ランチ
photo by ゆう

前回その11では中華街の東園と上海豫園をご紹介しました。
今回は中華に加え、関内にある天ぷらの名店、天吉もご紹介します。

町中華のラーメンやチャーハン、餃子などは食べなれていますが、本格的な中国料理となると種類も多く何を頼んでいいのかよく分かりませんよね。そこで登場するのがランチ。

中華街はお店が日替わりでシニアにもピッタリな本格的中国料理が多彩です。
知らない料理を体験できる楽しみと種類が多い中華の知見が深まるという魅力的なランチタイム。
土日祭日とは違い平日の中華街は違った風景、気軽にお得な中華を楽しみます。

※画像はクリックすると拡大でご覧いただけます。

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保昌

中華街大通りから香港路へ入り関帝廟通りに向かって歩いていくと右手に赤い看板が目に入ってきます。
こちらが50年以上の歴史を誇る広東料理の老舗保昌です。

2階は個室やグループ用の円卓の席もありますが、私はボッチランチなので1回のテーブル席。
少し遅めのランチなのでお店も空いてます。ゆったり四人用のテーブルを案内されリラックスモード。

ランチはおすすめ定食が7種、ザーサイ、スープ、春巻き、杏仁豆腐が付いて980円。
豚肉とピーマンの細切り炒め、海老のチリソース、黒酢鶏、海老と玉子炒め、豚肉とキャベツの味噌炒め、麻婆豆腐、ネギそば+半炒飯と定番が用意されています。
また、週替わりのランチがザーサイ、スープ、デザート付き750円で用意されています。
私がお邪魔したときは油淋鶏、茄子の四川風炒め、肉団子の甘酢ソースの3品でした。

今回、保昌おすすめ定食から海老と玉子炒めを注文することにしましょう。卵料理は中国料理の中でも好きな料理ですが玉子の火の通し方が問題、シェフの腕が試される一品です。
材料費が張るので、ランチで提供する店はハム玉だったりカニかま玉だったりするのですが、やはり玉子にはプリプリのエビが一番合います。

おすすめ定食 海老と玉子炒め 980円

料理の到着です。な、なんとスープが「かき卵スープ」なので海老玉と相まってザーサイも春巻きもすべてが黄色に染まり、鮮やかなイエローコーディネート、ハッピー感が漂ってます。
保昌の箸袋が赤ですから、青梗菜があれば信号機が完成したのに・・・(笑)

なんてバカな事考えてないで、まずは海老玉いただきましょう。
予定通り海老はプリプリ、玉子はふわふわで塩加減も薄目でちょうどいいお味。

薄味のいいところは、あじ変でお醤油をチョット垂らして食べられること。
これがお醤油の香りが引き立って海老と合うし、玉子の甘みが後から追っかけてくるのでおすすめ。

春巻きの具材もたけのこ多めで私好み、外はパリッと中はとろみも強めで、これまた私好みのお味でした。
イエローコーデの立役者かき卵、ザーサイ共にサッパリめで主役を邪魔しないいい仕事してます。
杏仁豆腐をいただきごちそう様でした。

中華街では中国茶は別料金となり出ないお店も多いのですが、こちらはご覧の通りお茶も付いててお代わりもできました。お店のお姉さまの接客も丁寧で好感が持てて、良心的なお店です。

ゆう
ゆう

ところで、先程から気になっていたのですがお隣の席からスパイシーな香りが。

そうです、嫌いな人はいないであろう国民食、カレーの香りです。
私の歴史上もラーメンの友達はカレーでした。そう言えばカレーラーメン食べてないな~。

こちら保昌さんは、牛バラカレーがマスコミでも取り上げられ人気なんです。おじさんは定食でしたが。
でも、人の物っておいしそうに見えますよね。この香りは、もはや犯罪レベル。
中華街、意外と裏メニュー以外でもランチでカレーを提供しているお店が多いんです。

このカレー、ヤマザキのランチパックで牛肉入りスパイシーカレーとして保昌監修で販売されていたそうです。次回はカレーたのんでみましょう。

⇩ラーメン チャーハンはこちらへ

横浜中華街 ランチを楽しもう みんな大好きラーメン&チャーハン その5 景徳鎮新館 保昌 東光飯店
四川料理の名店でのタンタンメン、牛バラカレーごはんで有名な保昌さんではカレーそば、そして人気の東光チャーハンと人気メニューが勢揃い。やはり横浜中華街のラーメン、チャーハンは奥が深いし、中華街ならではの味が楽しめるのが魅力です。

熊猫飯店

朝陽門を入り南門シルクロードを朱雀門に向かって歩いていくと右手に橫濱媽祖廟(よこはま まそびょう)が見えてきます。その向かい側、笹の緑をバックに黄色で熊猫飯店のビル看板、パンダと共に目立つので直ぐに見つけることが出来ます。
熊猫と書いてパンダ、ぱんだ飯店です。

名前はパンダと可愛いですが、本格的四川料理の腕利きシェフが本場の味をお届けします。

お店の中もパンダがいっぱい、かわいい造りが人気の秘密ですね。ランチのメニューも豊富です。
今週のランチが3種、蒸し鶏肉ネギ油ソースかけ、エビチリ、陳麻婆豆腐がスープ、ザーサイ、デザート付きで780円。日替わりが720円とお得、私が行った木曜日はピーマンと細きり豚肉の炒めでした。
その他、曜日ごとに様々な料理が味わえます。

そして、セットメニューが7種、黒酢酢豚、天津丼、回鍋肉、豚肉細切りとピーマン炒め、各種麺料理(鶏塩、五目タンメン、チャーシューネギ)+半チャーハン、スープ、ザーサイに春巻き、杏仁豆腐が付いて990円。

今日は朝から血圧高めな感じなので、黒酢で血流改善といきますか。医食同源って言いますから。
と勝手な言い訳を自問自答しながらセットメニューの黒酢酢豚を注文します。

黒酢スブタセット 990円

この黒酢、深いコクと甘みがあり本当に美味しい。野菜もたっぷり、お肉もたっぷりでこれ二人前か?
玉ねぎもシャキシャキ感が残っているので食べ応え十分です。

ゆう
ゆう

そして特徴はパインが入っていること。酢豚にパイン入れる入れない論争がありますね。
私は入れる派。みなさんはどちらでしょう?

酸味と甘みが、この黒酢と相まって素敵なハーモニーを醸し出しています。
お肉も柔らかくなるって言いますしね。

ところで、このパインですが最近ではなく古くは清の時代から上海地区で中国料理の素材として使われていたそうです。昔は高級品だったわけですから中国料理のすごさが分かりますね。
そして黒酢、米酢の一種で、瓶(かめ)で自然発酵させたもので黒っぽい色が特徴です。

新垣結衣さんの写真がたくさん貼ってあります。「逃げ恥」のロケ地だったんだ。
2Fの円卓が撮影現場、橫濱媽祖廟をバックに素敵な画だったんでしょうね。
「逃げ恥婚」なんて言われてダンスもはやったそうです。

おじさんが知ってるのは「成田離婚」・・・死語か、、今の人は知らないだろうな~。
色んな意味で、ごちそうさまでした。

天吉

一店主義を貫き通し、一つの哲学と意地を通している。

このお店のポリシーが表す通り、天ぷら職人技へのこだわりは徹底しています。
明治5年の創業で、今でも日本家屋の瓦ぶきはビルが立ち並ぶ関内の駅前で歴史を感じさせてくれる佇まい。

山菜や新鮮な海の幸など季節に合わせた旬の天ぷらはもちろんですが、かき揚げが名物。
専門店だけに夜のメニューは天ぷらコースです。
なぎさ4,750円、しおさい8,640円、会席コースであやめ4,320円~7,560円となっています。
ランチにはとってもお得なメニューが用意されており気軽の老舗の味が味わえます。

ランチメニューの天丼セットは驚きの990円。天丼は海老、きす、野菜2点となっており、サラダ、しじみ椀、お新香、デザートの抹茶アイスも付いてこの値段には感激。
他にも名物かき揚げセットは1540円、海老丼セット、天ぷらセット、天ぷらざるうどんセットは1320円と、とってもお得。開店前から行列が出来るのも納得です。

油は上質の胡麻と落花生をブレンドした自家製の揚げ油を使用しているそうです。
13時過ぎての訪問でしたが、まだ何組かお待ちです。
5分ほど待ちましたが2階のお座敷をすぐにご案内頂きました。
得々メニューの天丼セットをオーダーします。

天丼セット 990円 写真にはありませんが抹茶アイスも付きます

料理の匂いがお伝え出来なくて残念。
香ばしい油の香り、そして甘辛のタレの香り、このビジュアルで脳みそが大喜びで幸せな気分につつまれる私。

ゆう
ゆう

見た目はご覧のように真っ黒で濃いのに、食べるとほどよいお味なんです。
お味に関する食レポは不要ですね。次は天ぷらをつまみに一杯やりたいな。。。

ワインも合いそう。

天ぷらって何か特別なものを感じるんですよ、「日本人に生まれて良かった」みたいな。

お席は全75席、2階にはお座敷、貸し切り可能な個室も準備されていますのでご家族や親せきの会食、接待にも利用できる高級感あふれる老舗でした。

こちらはハラボーのご実家でもあり、ファンの方からも親しまれているとのことです。
「いとしのエリー」よく聞いたな~。エリー♪ my love so sweet ♪♪
あの頃は楽しかったな・・・・想い出にもごちそうさまでした。

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