横浜中華街ランチを楽しもうシリーズ、冷やし中華編です。
前回まとめに続き、続編その1です。
今回は金香楼、牡丹園、心龍さんをご紹介。
冷やし中華といえば夏になくてはならないメニュー。ここ日本が発祥で、中国の冷やしとは一線を画しています。
おなじみの醤油だれ、ごまだれ以外にも四川風やバンバンジー冷麺、タンタン冷麺と種類も豊富。
中華街のお店でも夏の定番メニューとして多くのお店で提供されています。
なお、各お店の情報はリンクより過去記事をご参照願います。
※画像はクリックすると拡大でご覧いただけます。
金香楼
玄武門に向かう北門通り、金の屋根に金の看板がひときわ目立つ金香楼。
店内は天井が高く開放感があり、客席は水上庭園式で水が流れ個室のような作りになっています。
隣の席を気にすることもありませんのでご家族やグループにお勧め。
異国情緒満点の店内は照明も落ち着いた感じでゆっくり食事が堪能できます
今週のランチメニューは
・フルーツ入り酢豚
・蒸し鶏とネギの冷菜
・芝エビとカッシューナッツ炒め
全てスープにデザートが付いて800円。
そして、海鮮冷麺があります。
通常、冷やし中華は単品メニューですからランチセットはお得。
ミニちまき2コ付きで800円はありがたい。
海鮮冷麺とミニちまきをオーダーします。
金香楼さんならではの落着いた店内でゆったりと待っていると、トレイに乗ったセットが到着。
なんと美しく魅力的なセットでしょう。
具は別盛、たれも別盛。濃厚なごまだれが美味しそう。
ちまきもミニとは言え存在感抜群ですし、私の好きな金香楼さんの杏仁豆腐も。
この美しいビジュアルに、具をのせて、たれをかけるのが勿体ない気もします。
でも、ここはタップリふりかけましょう。
見た目も大切ですが、やはりお味が気になります。
見た目通り濃厚なごまだれは甘みとコクがあります。
海老やイカ、ホタテなど大ぶりですが、濃厚なタレが負けていません。
海鮮の味が活きています。
ちまきが付いていますが、この組み合わせは初めて。
冷やし中華にちまき?っと思っていたのですが、これが意外といけるんです。
ラーメンライス、焼きそばライス、そして冷やし中華ちまきが新たなページが刻まれました。
手抜きなしの美味しい杏仁豆腐も頂き大満足。そういえば、冷やし中華の後に杏仁豆腐食べたのも初めての経験。
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牡丹園
大通りから香港路へ入りちょうど真ん中くらい、創業40年を超える広東料理が中心の牡丹園。
グリーンの壁に赤い看板がレトロな感じ。
みんなから愛されている秘密はオーナーシェフによる数々の創作料理にあります。
生うにやイクラをアレンジした海鮮の中華風茶わん蒸しが有名。
暑い夏、夏だカレーだ冷やし中華だ!って方にピッタリ。
牡丹園さんの平日ランチサービス限定メニュー。
冷やし麺又は冷やし白湯麺とミニカレーライスのセットを900円で提供してくれます。
カレーなしの単品は各800円、差額は100円。
ここはセットで行くしかありませんね。
今日も1階はもちろん2階の座敷も賑わっています。定番で人気の700円のランチ。
ザッと見廻したところ一位はやはり八宝菜、牛バラご飯、牛バラやきそばも人気。
私は冷やし、醤油だれの冷やし麺のセットをオーダー。
運ばれてきたセット。ミニカレーとはいえ結構なボリュームです。
この組み合わせは経験がありません。
カレーから行くか?冷やしから行くか?
悩みます。
麺とライスの組み合わせの時は、延びないように麺を先に頂きますよね。
ここは先に辛いもの、ご飯ものを先に頂く作戦でいきます。
では、まずカレーから。
夏の暑い時期、食欲減退気味の時、やはりカレーはいいですね。
香りに刺激され胃腸が動き出します。
牡丹園さんのカレーは、カレー特集記事でも紹介させて頂いたように若者向けの濃いめの味付け。
パンチがありペロリといけちゃいます。
一気にカレーを食してから冷やしに。
甘めのタレがカレーの後にもよく合う感じで違和感なし。
カレーの後の冷やし中華、なかなか良い。
この黒いのは何だ?もずくだ。
もずくは大好きで家庭ではカニかまと一緒に食べているのですが、冷やし中華に「もずく」もありだな。
細切りチャーシューもジューシーでしっかりしたお味。
いつもの優しいお味の野菜スープも健在。
デザートも付けて頂き、今日も大満足なランチタイムでした。
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心龍
中華街大通りを善隣門に向かって歩いていくと一つ手前の路地が中山路、関帝廟の横の通りです。
その真ん中あたりに心龍があります。シンロンと呼びます。
香港と上海の伝統をベースにした本格的創作料理が自慢のお店。
青唐辛子と鶏挽肉が入っているめずらしい白麻婆豆腐は爽やかな辛さで人気です。
こちらのランチの種類はなんと33種類。
定番28種に週替わりが5種類。
定番メニューは、海鮮と豆腐の土鍋煮込み、牛肉のXO醤炒め、鶏肉とカシューナッツ炒め、酢豚、ニラレバなど20種で700円~850円。
麺類がタンタン麺や上海風焼きそばなど8種で760円~890円。
今週の週替わりにズワイガニ肉と玉子フワフワ炒め820円、名物の白麻婆豆腐炒飯丼880円が。
冷やし中華の予定で来たのですが浮気心が芽生えてきます。
そんな邪念を振り切って冷やし中華へ!
その冷やし中華ですが、これまた迷ってしまう5種類。
冷やし中華、坦々冷麺、蒸し鶏冷麺、ジャージャン麺は968円、冷やし海鮮サンマー麺1078円の5種類。
さらに迷うのが選べる5種類のたれ。
A.黒胡麻、B.白胡麻、C.香辣(シャンラー)、D.ニンニク醤油、E.醤油
毎度同じコメントで恐縮ですが、コンサバな私は冒険が出来ないので冷やし中華で醤油ダレという、ごくノーマルな組み合わせでオーダーをさせて頂きました。
本当は冷やし海鮮サンマ―麺にシャンラーダレの組み合わせなんぞを頼めればよかったのですが。。。
運ばれてきましたよ、由緒正しき普通の冷やし中華が。
普通といっても少々普通じゃないのが麺、翡翠麺なので見た目も涼しげで良い感じです。
トマトの赤、キュウリの緑、玉子の黄色。
チャーシュー、もやし、くらげ、蒸し鶏も入っています。
安定の美しさと具材の多彩なバリエーションはノーマル冷やし中華の醍醐味です。
タレは濃いめの甘さ抑え目、酸っぱさやや強めの力強いお味、翡翠麺の腰の強さに合っています。
ほうれん草を練り込んである翡翠麺ですが青臭さは全くなく、見た目通りさわやか。
清涼感がありヘルシー感を感じます。
これさえあれば、食欲減退の暑い夏も乗り切れそうです。ごちそうさまでした。
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