前回、その28 では隆昌園 双明楼 cafe168さんをご紹介しました。
今回は民生炒飯 萬来亭 Tsukikoyaさんをご紹介します。
中華街には、私たちがよく知っているラーメンやチャーハン、餃子などの町中華も充実。
でも、本格的な中国料理となると、種類が多すぎて何を頼めばいいのか迷ってしまうこともありますよね。
そんなときには「ランチタイム」。
中華街のお店は日替わりで、老若男女誰にでもぴったりな本格的な中国料理が数多く揃っています。
知らない料理に出会える楽しみと、中華料理の奥深さをさらに深めることができる、魅力的なランチタイム。
ぜひお楽しみください。
※画像はクリックすると拡大でご覧いただけます。
民生炒飯
中華街大通りから市場通りへ入り関帝廟通りを横切って更にまっすぐ進みます。
左手に華錦飯店を見て先へ進むと黄色と鮮やかなオレンジに包まれたお店が、「民生炒飯」到着です。
黄色に赤文字で書かれた民生炒飯の漢字四文字、すでに日本の雰囲気はありません。
お店は小さくテーブル席は2つ、あとはカウンターとなります。
お店に入ると左手に食券販売機があり、先にこちらで食券購入となります。
メニューは炒飯の他、豆苗炒めが1200円、小皿メニューとして550円でエビチリ、エビと台湾ソーセージの卵とじ、ナッツと鶏肉のピリ辛炒め、台湾ソーセージと青菜炒めの4種類が用意されています。
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しかし、当然ながらこちらはチャーハン中心のメニュー構成となります。
さすがに種類は豊富で8種類
五目炒飯と牛肉炒飯は1,100円
チャーシュー炒飯と台湾炒飯、エビ炒飯は1,050円
オムライス炒飯と豚肉炒飯、鶏肉炒飯は1,000円となっており選ぶの迷います。
オムライス炒飯なんて聞いたことないです。
チャーハンにはスープが付いてきますが、500円で酸辣湯もありました。
オムライスといきたいところですが、冒険が苦手な私はエビチャーハンでいきます。
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店内にはチャーハンのオススメの食べ方なる案内が。
暖かいうちに写真を撮る→そのまま味わう→ピリ辛ザーサイを絡める→辛さに自信がある方は激辛醤を→最後は炒飯、ピリ辛ザーサイ、激辛醤をご一緒に→SNSにタグ付けしてね
ということでした。
そんなこんなでチャーハン到着です。
第一印象は、とにかくシンプル。
一口食べると、今まで経験したことがないパラパラ感に驚きます。
コメの炊き方にも工夫がされているようですね。
お味もいたってシンプルで飽きのこない仕上がり。
全て食べ終えるとお皿に店主のイラストが現れる仕掛けが面白い。
誰かに似てる気が。
店内にお店がニュースになっている台湾の新聞が張り出されていたのですが、中国語が分かる訳もなくgoogle翻訳のお世話に、カメラをかざすと中国語が日本語に、便利ですね。
「台湾の卵チャーハン投票トップ10、小さなお店が優勝、民生チャーハンがおいしい」
との内容でした。
帰りにテイクアウトのアイスコーヒーのサービスがあり、ありがたく頂きました。
萬来亭
関帝廟通りを地久門まで進み、長安道を左にしばらく歩くとレイトンハウス横浜が見えてきます。
こちらを左折し太平道を進んでいけば左手に赤に白抜きで上海料理「萬来亭」の文字
年季が入った看板で学生時代通った町中華を思いだしちゃいました。
お昼12時前にスタンバイしましたが、すでに満席。
運よく、早く来たお客様とピッタリ入れ替えで入店。
お店は小さくテーブル席が8席と奥に円卓が一つ。
私は、おひとり様なので奥の円卓で相席です。
本日の定食は青菜と豚肉炒め、海老とたまごの炒め、麻婆豆腐麺、汁なしごま和え麺の4種。
いずれもデザート付きで700円というランチのサービス価格が魅力。
定食もいいのですが、今日は麺です。
すっかり有名になってしまった太麺が人気の「上海焼きそば」940円を注文。
海鮮平麺炒めなる塩味系のサッパリ焼きそばも1,280円でメニューではおすすめしています。
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お店の前が製麺所なので、こちらの麺を使った上海焼きそばを食べることが出来ます。
こちらの製麺所で麺を購入することもできますよ。
混んでいますが、料理は素早く出てきます。
縮れがないストレート麺、太麺でボリューム感たっぷり。
もちもちでお腹にたまりそうな迫力の麺。
似たような太麺のナポリタンの人気店が都内のありますね。
太麺は日本人好みなのか?私は好きです。
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この太麺に合うのが甘口のソース味、もはや知っている上海焼きそばとは別物です。
ソース味なんですがオイスターソースというか、醤油味というか、、、
複雑な味わいでソース焼きそばですとも言えないお味、コクがあります。
具在もシンプルに豚肉と青菜のみで、どうぞ麺の味を楽しんでくださいという感じ。
シンプルな具材、甘口なのとボリューミーなので後半は少々飽きてくる感も否めませんでした。
となりのおじさんのチャーハンがメチャおいしそうで気が散ってしまったせいもあるかも。
昔、ユーミンも来ていたという萬来亭、ファンとしては聖地巡礼にもなりました。
ごちそうさま。
Tsukikoya
中華街南門シルクロードを朱雀門に向かい歩いて郵便局を過ぎると左手。
ガラス張りでプレーンなオシャレなお店が見えてきます。
こちらがお店の感じからも想像できる、丁寧に焙煎された珈琲が手に入る「TSUKIKOYA」さん。
ブラジル、コロンビア、グアテマラ、メキシコ、ケニア、エチオピア、タンザニア、インドネシア、聞きなれないホンジュラス、ドミニカなんてのもあります。
カフェインを取り除いたデカフェ、フルーツやチョコレートなどフレーバーコーヒー、深煎り浅煎りも選べるバリエーション豊かなコーヒーが揃っています。
グアテマラを注文しました。
ストレートコーヒーはマンデリンやキリマンジェロ、ブルーマウンテンしか飲んだことはありません。
どんな味か興味津々で一口飲んでみると
爽やかというかフルーティーというか、焙煎が中煎りのせいもあるのかもしれませんがフレッシュさが際立ってスッキリ気分になれるコーヒーは初体験でした。
お土産に、これまた未知の領域のコスタリカを購入。
お家のカフェタイムの楽しみも出来ました。
試飲も出来ますのでお好みの味が探せます。
機会があれば、ぜひ体験してみてください。