前回その4では中華街の同發本店と順海閣本館をご紹介しました。
その5では中華に加え、番外編としてお勧めの関内のレストラン喫茶も紹介します。
町中華のラーメンやチャーハン、餃子などは食べなれていますが、本格的な中国料理となると種類も多く何を頼んでいいのかよく分かりませんよね。そこで登場するのがランチです。
中華街はお店が日替わりでシニアにもピッタリな本格的中国料理を設定してくれます。
知らない料理を体験できる楽しみと種類が多い中華の知見が深まるという魅力的なランチタイム。
土日祭日とは違い、平日の中華街は違った風景、気軽にお得な中華を楽しみます。
※画像はクリックすると拡大でご覧いただけます。
横浜中華街 牡丹園
大通りから香港路へ入りちょうど真ん中くらい、創業40年を超える広東料理が中心の牡丹園。
グリーンの壁に赤い看板がレトロな感じ。ショーウインドウには横浜ベイスターズの選手の写真や数多くの芸能人の写真が飾られています。店内の壁も有名人の写真でいっぱい、みんなから愛されている秘密はオーナーシェフによる数々の創作料理にあります。
生うにやイクラをアレンジした海鮮の中華風茶わん蒸しが有名。
ランチも充実しており良心的で家庭的な雰囲気のお店、ママさんの笑顔が素敵です。
ランチの定食メニューは、八宝菜、家常豆腐、チャーシューと蒸し鶏の冷菜、牛肉とピーマン細切り、エビチリがどれも700円でデザート付きです。
そのほか人気の牛バラチャーハンや麺類も充実しており、ミニワンタンセットが+150円、ミニカレーやミニチャーハンセットも+200円でオーダーできますので満腹・満足・満喫、間違いなし。
私は少々お野菜が不足気味なのでヘルシーな八宝菜を注文しました。
写真でもお分かりいただけると思いますが、お野菜タップリのヘルシー感満載でであっさり、油もしつこくなくて身体に優しく自然な良質の油を使っていると思います。
それでいて、ご飯がすすむコクと深みがある上品な塩味が他では味わえない牡丹園の八宝菜。
イチ押しです。
スープもやわらか大根がたっぷりと入ってさっぱり味、シニアの胃にはありがたいです。
デザートの杏仁豆腐も一品料理で出てくるレベルでサービスデザートの域をこえた内容。店内に掛かっている牡丹園の看板は黒字にゴールド、誇らしげな金看板の名に恥じないクオリティーです。
次回は人気の牛バラチャーハンを頂くことにしましょう。
横浜中華街 獅門酒楼
関帝廟の横の路地、中山路を入るとすぐ黄色に赤で獅門酒楼の看板が見えてきます。
名前の通り獅子の門、門番をする獅子にあやかり味覚を守るという意味で命名されたこだわりのお店。
ランチメニューは日替わりの他、週替わりが3種、定番が5種、そして日替わりで690円のミステリーなんてのもあり気になるところですが、今回は週替わりから選ぶことにします。
B:牡蠣とニラの玉子炒め740円
C:海老入りマーボー豆腐740円
D:天津麺&ミニ高菜チャーハン900円
ここはシーズン終了も近づいて来たので牡蠣をセレクト、Bでいきましょう。
すごいぞ、大正解!超大粒の牡蠣が3つも入っています。
牡蠣は大好物、ニラ玉も大好物、この組み合わせを食するのは初めてですが・・・・
合う、合います。たまらん!
久しぶりに、また食べたいと思う味に遭遇。お家でもチャレンジしてみよう。
デザートですが、どれになさいますか?えっ?選べるんだ。これもすごいぞ。
杏仁豆腐をはじめ、濃厚マンゴープリン、ジャスミン茶ゼリー、紹興酒ムースなんてのもあります。
紹興酒ムースが気になったのですが、コンサバな私は安全安心の杏仁豆腐を注文。
手作り感満載のやわらかな美味しいお味を楽しめました。満足。
これで740円は申し訳ない、また来ます、そして紹興酒ムースにTRY。
⇩ラーメン チャーハンはこちら
関内 喫茶ぷらむ
関内駅から海側に向かって徒歩10分弱、懐かしいレトロな雰囲気の入口が目印です。
レストラン・喫茶プラム。喫茶店ですが洋食メニューが豊富でおすすめのお店。
私の推しはメンチカツ定食。ハンバーグも人気ですがメンチ一本で推してます。
注文が入るとマスターが大きなボウルから一人前の具材をていねいに取り分けて形を整えます。手作りで創られるメンチカツはボリュームはもちろんですが揚げたてのジューシー感は他では味わえない絶品。これがクセになる味というやつです。
ケチャップスパとマカロニサラダの付け合わせも絶妙なのと、忘れちゃいけないのがスープではなく味噌汁が付いてくるということ。昔ながらの洋食屋さんでは普通にみられる光景でしたが、最近はあまり見られなくなりました。こうゆう懐かしい感じも味に拡がりを持たせてくれるわけですね。
これだけの仕事ですから出てくるまで時間もかかりますし、お昼前には満席になりますので時間は少しずらしていく方がおすすめです。ぜひお試しを。