前回、その5 では景徳鎮新館、保昌、東光飯店さんをご紹介しました。
今回は金香楼、楽園、四五六菜館・別館さんをご紹介します。
中華料理の中で、ラーメンとチャーハンは誰からも愛され続けている慣れ親しんだ味。
横浜中華街では、お店によって工夫を凝らした数多くのメニューが用意されています。
お得な「ラーメン&チャーハン」のセットメニューもランチタイムの楽しみ。
中華街ならではのレアなメニューも。
きっと、あなた好みの味が見つかるはず。
※画像はクリックすると拡大でご覧いただけます。
金香楼
玄武門に向かう北門通り、金の屋根に金の看板がひときわ目立つ金香楼。
店内は天井が高く開放感があり、客席は水上庭園式で水が流れ個室のような作りになっています。
隣の席を気にすることもありませんのでご家族やグループにお勧め。
異国情緒満点の店内は照明も落ち着いた感じでゆっくり食事が堪能できます。
ランチメニューが充実していることでも人気の金香楼さん。
定番で人気の壺煮の他、週替わりで麺と半チャーハンのランチがあります。
今週はチャーシュー麺と半チャーハン。
前菜3種、デザート付きでこのセットが800円は魅力的。
オーダー後は広い店内を眺めながらお茶を飲みつつ、ゆったり気分で料理を待ちます。
セットがトレイに盛られて運ばれてきます。
やはり金香楼のランチは華があります、賑々しいです。
チャーシューが美味しそう。
スープが黒くない、チャーシュー麺定番の醤油ではない模様。
一口含んでみます、あっさり目の醤油とんこつ風だけど少し違います。
チャーシューは豚バラで脂が多めでこってりパンチが効いています。
少々こってり系ですが、細めながらも麺は負けていません。
スープがあっさりなので全体としてしつこくなくシニアでも大丈夫。
さらに、この脂っぽさをレタスがカバー、レタス入りのラーメンは初めてです。
レタス炒飯はありますが、麺料理では珍しい気ががします。
意外と合うのでビックリ。
以前、しゃぶしゃぶでレタスが出てきたのを思いだしました。
熱を通したレタスって美味しいんですよ。
炒飯は薄味で麺料理とのバランス良し。
杏仁豆腐はネットリ濃厚手作り味。
ランチのセットで出てくるデザートの域を超えています。
ここの杏仁豆腐は私的にはベスト3に入ります。
このセットが800円は絶対お得、おすすめです。
↓↓所在地等お店の情報は過去記事から
楽園
善隣門のすぐそば、大通り沿いに少々地味にお店を構えているのが楽園さん。
看板も控えめ。どこか日本の町中華の雰囲気が漂いホッとする安心感が。
やさしそうなお母さんが迎えてくれます。
このアットホームな感じが、肩ひじ張らなくてリラックスできます。
奥の円卓には、リタイヤ組のジェントルマン達が陣取って楽しそう。
昼からゆっくりグラスを傾けながら仲の良い旧友と話をする。
そして笑いが絶えない、老後あこがれのライフスタイルです。
でも、聞こえてくる話題は認知症や身体の不調、医者の話ばかり。
ある意味笑えない笑いですが、これも話せるうちは良しとしなきゃですね。
ゴメンナサイ、声が大きいから聞こえちゃいました。
こちらは午後の仕事に備えてランチ、五目チャーハンが運ばれてきました。
中華街というと、本格的なパラパラチャーハンを想像しますが楽園さんは違います。
町中華に近いチャーハン、少々粘りがありすぎか?パラパラ感はありません。
しっとりとネットリの中間ぐらいでしょうか、これも好みですね。
私はしっとり派。
具材は玉子はもちろんですがチャーシューが味濃いめで美味。
エビもしっかり味が染みてこれまた美味。
そしてタップリかかったグリンピース。
グリンピースといえばピラフやチキンライスのイメージが強い方が多いのではないでしょうか。
私のイメージは、町の洋食屋さんのチキンライスに乗ってる絵が出てきます。
中華街でもチャーハンにグリンピースが乗っている店は多いですが、これほどの量は珍しい。
そういえば焼売にもセンターにど~んと一粒乗ってますね、グリンピース。
メインのお役は彩り?味はパサパサしてますもんね。
スープですが町中華のチャーハンには付き物の醤油味のラーメンスープ。
これも美味しいですが、たまごのさっぱり中華スープも合います。
おかず要らずのチャーハン、偉大な食べ物です。
↓↓所在地等お店の情報は過去記事から
四五六菜館・別館
四五六菜館は、市場通りの本館、関帝廟前の新館、善隣門前の別館と3店舗。
土産館を入れると4店舗を構える大規模店舗です。それだけに味には厳しい信用できるお店。
中国で縁起がいい数字の並びということで「四五六」「しごろく」の名前がついたそうです。
こちらの善隣門前の別館はお店が大きく、修学旅行生もよくお見掛けします。
サービスランチはお店によって内容が違います。
こちらの別館は定食を中心に8種類。
770円の麻婆豆腐やエビ入り玉子などの定番以外にも魅力的なラインアップが。
豚肉の唐揚げ特製ソース掛け、豚バラ肉とメンマの醤油煮込み、玉ねぎと豚肉細切り炒めとメニューボードに書かれていました。美味しそうですね。
お値段も税込みで、880円~980円でデザート付きです。
今日は麺料理を食べに来ましたので、単品レギュラーメニューからのセレクト。
お薦めマーク入りの「四五六特製そば」をいただきます。
上海焼きそばもお薦めマーク入りです。
店舗が大きく、テーブル間隔もゆったり目なのがいいですね。
熱々のそばが運ばれてきました。香りもいいです。
ボリュームたっぷりに野菜が盛られています。
そして野菜からスープに徐々に赤みがしみ出て行っていますね。
下の写真が良く分かります。最初はスープは左が赤で右が白の状態です。
これは明らかに辛いやつ。最初はハーフアンドハーフのビジュアルです。
まずは、野菜から。
何種類か定かではありませんが、すべてもやしと同サイズに丁寧に切られており食べやすい。
挽肉かと思いきや、鶏肉を丁寧にこれまた刻み野菜とスープのコクだしに貢献中。
ピリ辛で思ったほど辛くはありません。
もやしそばでもサンマーメンでもない、これは四五六特製そば。
そして麺自体がおいしい。
極細中華麺ですが、程よい辛さの野菜とお肉が絡んでしっかりとしたお味に。
太麺+辛みスープより優しい感じで安心です。
↓↓所在地等お店の情報は過去記事から
↓↓みんな大好きラーメン&チャーハン その7 はこちら