甲州街道 season1 日本橋→相模湖(小原宿)
甲州街道 シーズン1では日本橋から相模湖(小原宿)まで全7回で約111キロを歩きました。
今回訪ねた甲州街道沿いは、日野宿と小原宿に見学できる本陣跡があります。
徳川幕府ゆかりの多くの寺社仏閣、新選組の近藤勇や土方歳三にまつわる旧跡、幕末の歴史が感じられる桜田門や八王子宿など、旧甲州街道ならではの見どころが満載。
シニアらしく歩行距離も無理はしません。
一日15キロ前後に設定し、のんびりと街歩きを楽しみます。
最後は小仏の峠越えという難所もありましたが、シーズン1のゴール「小原宿」に無事到着。
古い町並みには和菓子屋さんをはじめ歴史ある老舗も多く残ってます。
東京の街並みを見直す機会となり、江戸の町を創った人々の息吹を感じることが。
こちらは総集編として全7回の簡単な紹介と詳細ページへのリンクをご案内しています。
興味あるコースがございましたらご参照頂ければ幸いです
※画像はクリックすると拡大でご覧いただけます。
甲州街道 その1 日本橋→内藤新宿
甲州街道その1は、日本橋から→日比谷→桜田門→半蔵門→四谷→新宿を歩きます。
距離は14,2km、所要時間は3:20時間、消費カロリー1,130kcal
初回は日本橋から内藤新宿まで約14キロ。
途中公園や歴史的な建物など、様々な見どころが。特に、東京駅や桜田門、新宿御苑などは歴史的背景から注目されており必見です。
江戸城の名残を残す日比谷見附や四谷見附、江戸4宿と呼ばれた内藤新宿。
江戸六地蔵の一つ「銅造地蔵菩薩坐像」など、歴史を感じるストーリーも。
そして街道歩きといえば「おだんご」も忘れちゃいけません。
文化や歴史を感じることができる充実のウォークは続きます。
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甲州街道 その2 内藤新宿→上高井戸
甲州街道その2では、内藤新宿から→笹塚→下高井戸→上高井戸まで歩きます。
距離は16,0Km、所要時間は4:05時間、消費カロリー2,381kcal、歩数19,154
その2は内藤新宿から上高井戸、約16キロ。
内藤新宿では江戸城裏鬼門鎮護の天龍寺、笹塚へと進むと一里塚があります。
明大前を過ぎて築地本願寺和田堀廟所、上高井戸、芦花公園駅までの街道歩き。
松原地区には明暦の大火や震災等で移ってきた寺が8つも並んでおり驚かされます。
徳川幕府の名残を残す庚申塔や寺社が多く武家政治の強固なガバナンス力を窺い知ることが出来ます。
また、信仰心から成り立つ庶民の豊かな生活などに触れることが出来、歴史観が変わりました。
幕府はもちろん、大きな力を持つ寺社仏閣、庶民の力強さ・・・
いい時代だったんですよ江戸は。
街道歩きの奥深さを痛感した2回目のウォーク、新たな楽しみ方を習得できました。
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甲州街道 その3 上高井戸→上石原(調布)
甲州街道その3では、上高井戸→仙川→国領→上布田→上石原まで歩きます。
距離は16.0Km、所要時間は4:14時間、消費カロリー1,680kcal、歩数19,922
その3は上高井戸から調布まで約16キロ。
徳川ゆかりの尼寺跡の給田観音堂、仙川を超すと天台宗昌翁寺、難所だった瀧坂を通って調布へ。
三代将軍家光が鷹狩の際に休息された金龍寺、朱塗りの山門が見事です。
大きな藤棚がある国領神社、調布のお不動様と呼ばれる成田不動尊、赤門の蓮慶寺など立派な寺社が数多くみられるお参り三昧のコース、ありがたい御朱印も頂けます。
調布の上白石といえば近藤勇の生誕の地、西光寺には近藤勇座像があります。
途中、キューピーちゃんが迎えてくれるキューピーマヨネーズ仙川キューポートも。
美味しい和菓子屋さんも発見。
色々楽しめる街道歩きコースです。
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甲州街道 その4 上石原(調布)→谷保
甲州街道その4では、上石原→東府中→府中→谷保まで歩きます。
距離は13.8Km、所要時間は3:47時間、消費カロリー1,551kcal、歩数17,312
その4は上石原から谷保まで約14キロ。
嘉永5年建立の常夜燈に歴史を感じながら街道を西へ進みます。
八幡山本願寺の薬師堂には頼朝の命によるという「車返開運薬師如来」が安置。
府中競馬場を左に見ながら進み、街道に出ると新宿標石。いよいよ府中に入ります。
大きな鳥居は武蔵国の総社で東京五社の一社、大國魂神社。
司馬遼太郎の「燃えよ剣」にも出てくる、くらやみ祭りで有名です。
府中高札場は甲州街道、川越街道及び相州街道が交差する府中宿の中心地。
湯島天神、亀戸天神とならび関東三天神の一つ、東日本最古の谷保天満宮へ。
多くのメジャーな寺社仏閣に巡り合える、身も清らかになる街道歩きコースでした。
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甲州街道 その5 谷保→日野
甲州街道その5では、谷保→青柳→万願寺→日野まで歩きます。
距離は14.1Km、所要時間は3:26時間、消費カロリー1,116kcal、歩数16,073
その5は谷保から日野まで約14キロ。
国立市に残る3つの常夜燈のうちの一つ「元青柳村の常夜燈」を見て街道を歩いていけば多摩川。
旧甲州街道に合流すれば「日野の渡し跡」、そして多摩川を渡ります。
多摩モノレール高架下を進むと「万願寺の一里塚」、そして「土方歳三資料館」へ。
愛刀や直筆書簡、池田屋事件で使用した鎖帷子などが展示されています。
(現在休館中)下記webをご確認願います。
「とうふ処三河屋万願寺店」に立ち寄り豆乳アイスでエネルギーチャージ!
そして、日野に向かいます。
江戸から数えて10番目の宿場日野の「日野宿脇本陣」、都内に現存する唯一の本陣建築が見学可能。
一度は住んでみたいと思わせる、日本家屋のすばらしさを感じることが出来ました。
日野駅そばの宝泉寺でありがたい「紙本着色涅槃図」を拝ませて頂きゴールです。
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甲州街道 その6 日野→高尾
甲州街道その6では、日野→八王子→西八王子→高尾まで歩きます。
距離は19,4Km、所要時間は5:11時間、消費カロリー1,886kcal、25,088歩
その6は日野から高尾まで約20キロ。
旧甲州街道を登っていくと日野大阪上の交差点、眺望が良くて気持ちがいいです。
「高倉稲荷神社」、八高線を過ぎると、江戸の昔より参詣が多かった大和田の山王さま「日枝神社」。
浅川を渡ればいよいよ八王子宿。
ユーミンの実家を過ぎると「八日市宿跡碑」、八日市宿です。
「産千代稲荷神社」には「史蹟大久保岩見守長安陣屋跡」碑があります。
明治14年創業の「なかの屋」さんはこんにゃくと寒天の専門店。
追分道標を過ぎていちょう並木を高尾方面へ、途中から旧街道を進みます。
町田街道の交差点を渡ると「熊野神社」、北条氏輝が再建した神社。
境内に「縁結びの木」と呼ばれるケヤキとカシの根本が一緒になって成長した「相生木」があります。
次回の峠越えを考えて、少し長めの街道歩きコースとなりました。
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甲州街道 その7 高尾→相模湖
甲州街道その7では、高尾→駒木野→小仏峠→小原宿→相模湖まで歩きます。
距離は17,9Km、所要時間は5:45時間、消費カロリー2,018kcal、26,290歩
その7は高尾から小原宿まで約18キロ。
小仏峠をめざし、駒木野宿に入ると「小仏関跡」、そして蛇滝の入り口に到着。
蛇滝信仰の講中が宿泊した旅籠「ふぢや新兵衛」があり軒下には風雨に耐えてきた「講札」が。
さらに歩くと、いい感じの赤煉瓦のアーチが目の前に現れます。これをくぐると小仏宿。
だんだん山林が迫ってきます、大きな杉木立の中には「浅川神社」。
すぐお隣には「宝珠寺」。
小仏宿、旅籠三度屋青木家の菩提寺で、三度飛脚たちが奉納した常夜燈があります。
山道を登り始めて一時間弱、急に視界が開けて「小仏峠」に到着。
城山を経由して相模湖を見下ろしながら小原宿目指し下ります。
こちらは街並みや宿場の跡がよく整備されておりタイムスリップしたようです。
高札場跡の先は「小原宿本陣屋敷」。お殿様の気分で門をくぐれば別世界が。
相模ダムを左手に見ながら歩いていけば本日ゴールの相模湖駅に到着。
シーズン1の最期を飾るバリエーション豊かなコースでした。
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Youtubeでスライドショーをご覧いただけます
↓↓街道を歩く 準備編はこちら
↓↓中山道を歩く シーズン1まとめ 日本橋→熊谷はこちら
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